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ウェブサイト構築‐年間約千円からできる

2019年7月30日

ウェブサイト(ホームページ)で顧客の信頼を得る

中小企業・個人事業者のみなさん、自社を紹介するときにどのように紹介しますか?大企業でしたら有名な製品をいくつかならべたら信頼してもらえることもよくありますが、中小の場合は、そういかないことがほとんどかと思います。そこで従来は自社のパンフレットを作って渡して説明したりしていました。

しかし今は多くの顧客はネットで調べる時代になったと感じます。紙ですとかさばりますし新しい情報に更新されません。私も企業名やいただいた名刺から、検索してホームページを見つけてどのような会社なのかよく調べています。ウェブサイトを持たない会社は情報を得ることが困難なので、選択肢から外すことも多々ありました。一方私自身も、一専門家としてみられた場合、パンフレット代わりになるものがないのです。そこで、このウェブサイトを立ち上げることにしました。

独自ドメインを取ろう

ドメインとはインターネット上の住所にあたるもので、ドメイン名は、○○.comの○○に当たるところになります。値段は税別でおよそ、○○.comで1180円/年~、○○.co.jpで3680円/年~くらいと安いです。なお○○.co.jpは法人のみ取得可能で各社1つしかとれません。 またドメイン名が1円からとの広告をよく見かけますが最初の1年のみです。継続利用が前提の企業では更新費用の方が重要ですので注意してください。

ドメイン名は会社の社名にあたります。手続き的にはドメイン名を変えることは難しくありませんが、一度おおやけにしたドメイン名をころころ変えると顧客は混乱してしまいます。顧客の信用を失うことにもなりかねません。ですからドメイン名は空いている名から慎重に選びましょう。

私は「tu-du.com」を選びました。その理由は次の通りです。

  • 短い名前は名刺等で伝えやすく、アドレスを直接打つことも可能
  • 「tu-du」はインドネシア語の「方向性:tudu」に繋がり本サイトにあう
  • 「tu-du」で検索しても競合は少なく早期に検索エンジンの上位にくる
  • 「.com」は古くからあるドメイン名。不審に思われにくい

日本語の語呂合わせも考えましたが、ドメイン名が長くなってしまうのでやめました。なおドメイン名取得手続きはスタードメイン社を選び、「tu-du.com」の登録を依頼しました。スタードメイン社はドメイン名の年間維持手続費が安かったことと、おまけでレンタルサーバーが無料で借りられることからです。



レンタルサーバーを借りよう

ホームページを運用するには社外に開かれたサーバーが必要です。独自に運用するのは維持が大変ですのでレンタルサーバーを借りましょう。無料のレンタルサーバーも多いですが、商用利用不可だったり強制的に他社の広告が表示されるものがほとんどです。意図しない他社の広告によって自社のイメージを損なうことも発生しかねません。またほかにも制約が多くあります。一方でカタログ代わりのウェブサイトなら、最初から高機能なサーバーを借りることは不要と考えます。

そこで私の場合は、先述のスタードメイン社でドメイン名取得手続をしましたので、「スターサーバー」の無料プランを選びました。

「スターサーバー」ドメイン付属のサーバー無料プランの特徴

 データ保存容量は3GB

動画や高画質写真を多く貼らなければ、3GBで十分です。文字中心の本サイトは100ページくらいのページがありますが、まだ十分の1程度しかつかっていません。

SSL設定(暗号化)ができる

商取引を行わないカタログ代わりのサイトでしたらSSL設定まではあまりいらないのですが、システムによっては「安全でないサイト」警告をだすものがあります。不審に思われるのは避けたいですので設定をおすすめします。

WordPressが使える

世界の三分の一が使っているといわれるブログやウェブサイト作成ソフトです。ソフトの入手維持にかかる費用は基本無料です。多くの人が使っているので、困ったことが発生しても、ウェブを検索すればすぐに対策が出てくることが多いです。

意外に早い

短時間にアクセスが集中する人気サイトでなければ十分です。

(欠点)メールサービスがついていない

独自ドメイン名をとったのなら独自ドメイン名を使ったメール(例 ○○@tu-ju.com)で発信したいところですがついていません。他のメールサービスを使用する必要があります。私はフリーメールのGMAILでとりあえず対応しましたが、企業とメールのやり取りをされる方はフリーメールは避けた方が無難です。簡単に取得できるフリーメールは悪用されることも多く、企業によってはフリーメールを拒否したり受信者に警告をだすところもあります。なお、有料プランなら月250円くらいから同等以上の条件で加えてメールサービスもついてきますので、メールをよく利用されるかたで独自ドメイン名のメールを使われたい方にはお勧めします。

(欠点)サポートがあまり期待できない

サーバーのバックアップがとられていないことや、トラブル時等に細やかなサポートが期待できないことです。でも、私はこれらはサイトの運用が軌道にのって規模が大きくなった時に考えてもよいかと思いました。もしサイト立ち上げ当初からそれなりのサポートを期待したい場合は、毎月900円から必要ですが、エックスサーバーなどのデータのバックアップがあり、サポート体制も整備されているところを選択するのがよいと思います。なおエックスサーバーを選ぶ場合は、エックスドメインからドメインを取得すれば手続きが少し簡単になります。詳しくはエックスサーバーのサイトをご覧ください。

エックスサーバーの特徴(X10プラン)

  • データ保存容量は200GB
  • SSL設定(暗号化)ができる
  • WordPressが使える
  • 早い
  • メールサービス有
  • データーバックアップあり
  • サポートあり
  • 初期費用3000円 3年契約で月900円から必要



サイトをわずか数時間で開設できた!

私は、サイトを開くところまでは名前選びでは悩みましたが、それ以外はあまり悩まず1日足らずで開設ができました。昔と違って今はあまり専門の知識がなくともできますので、チャレンジすることをお勧めします。次はウェブサイトの中身作成を別記事で説明したいと思います。

参考 ウェブサイトとホームページの違い

ホームページ=ウェブサイトと誤用されているケースも多いですが本来は違います。まずネットに公開されている一つ一つの文章がウェブページです。その集まりがウェブサイト。ウェブサイトのトップにあるのがホームページです。企業にとっては顔や玄関にあたるページですね。