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令和元年度 (経営工学)技術士試験 筆記試験合格発表

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生産・物流マネージメントの合格発表が先日ありました。合格者をみたらたったの15名! 今年度合格者は減ると予想していましたが、ここまでとは・・・

なぜ合格者が少ないのでしょうか?私が問題を見る限りは決して難易度が高いとは感じませんでした。ただし、範囲がすごく広い・・・ 工場内の生産から工場の外の物流、さらには購買や事業計画などまで、実務に精通されたプロフェッショナルはどの程度世間にいるでしょうか?以前にブログで書いたように、ほとんどいないと思います。これですと、実務の延長上の知識だけでは技術士取得は困難です。これからも同様の傾向がつづくと、業務にあまり使わない知識もテスト対策で頭に叩き込まないと、技術士取得は困難になったと思います。

来年度以降は、出題内容を再考することも考えられます。しかし、問題のひとつひとつの難易度は技術士としては最低限身に着けておくべき知識だと思います。選択問題の選択範囲を増やすとよい気がしますが、 生産・物流マネージメントだけ増やすわけにはいかないでしょう。今更元の二つは戻さないでしょうし・・・やはり、このままの傾向がしばらくはつづくのでしょうか。