航空会社上級会員は魅力的(雑記)

2019年6月20日

技術士試験の話題で、航空会社上級会員の魅力を少し話しました。今回は、上級会員のメリットを私が入っているJGC(JAL　GLOVAL　CLUB)を例に語ります。１人年会費1万円以上のクレジットカードに入る必要がありますが、年1回飛行機にのれば5000マイルがかえってきますし、それ以上の多くのメリットが得られます。なお、18歳以上の同居の家族は同様の年会費を払えば家族会員になれます。家族会員も本会員とほぼ同様のメリットを受けることができます。

上級会員(JGC)のメリット

搭乗口付近にあるラウンジが使える

国内線でも、ソフトドリンクはもちろん、ビールやウィスキーなどが飲めます。海外旅行では飲み物に加えてちょっとした食事も食べられます。JALはカレーが人気ですね。成田空港にはシャワーや子供の遊ぶ部屋もあり、家族の海外旅行の出発待ちには最高です。同乗者一人もラウンジを使えますので、夫婦でJGC会員になっていれば家族4人までラウンジを無料で使うことができます。さらに会員一人につき2人まで3000マイル／人で追加が可能ですので、8人家族までラウンジを使えます。

非常口座席を指定できる

図体がでかい基本エコノミーの私には非常に魅力的です。学生時代席の狭い航空機に乗って足が動かせずに非常につらい思いをした思い出があります。最近のJALはエコノミーでも席間が広がり快適になりましたが、万一血栓ができるリスクを考えると非常に助かります。

優先キャンセル待ち

帰りの予定がたたない出張では、帰りの便が満席でも乗れる可能性があがるので、非常に助かります。なんども救われました。

他に細かいメリットとしては、手荷物優先返却、ビジネスクラスチェックインカウンター使用OK、優先搭乗などがあります。

上級会員になるには

「FLY ON ポイント」が1年間(１～１２月)で50,000FLY ONポイント（うちJALグループ便25,000FLY ONポイント）以上、または50回（うちJALグループ便25回）以上かつ15,000FLY ONポイント以上　の条件があります。なおFLY ONポイントは、実際のマイル数×（日本国内線：2倍、中国・香港・アジア・オセアニア線：1.5倍、上記以外の国際線：1.0倍）×運賃区分倍率(0～1.5倍)＋おまけ　と少しややこしいです。そこで、休みをそれほどは取れない社会人向けの比較的短期に効率良く上級会員になる条件を満たせるモデルプラン案を示したいと思います。

(必須)JALカード入会

まずは、 JALカードに入会して、 JALカード初回搭乗 FLY ON ポイント5000ポイントをゲットできるようにしましょう。上級会員はCLUB-A以上が必須ですので、最初からCLUB-Aに入っておくほうがよいでしょう。

(選択１)国内線50回搭乗コース

国内出張がやや多い方におすすめします。私はかつて出張が多い時に年に約30区間乗った年がありました。そこで、あと20区間無理やり乗って、上級会員達成です。旅行でなく飛行機に乗っているだけが多く20万近くかかりましたが、十分に元をとれたと思います。基本回数勝負なので、乗り継ぎ便を積極的に利用しましょう。ただし、離島短距離路線が多すぎると15,000FLY ONポイント以上の条件に引っかかる可能性があります。条件を満たすように注意してください。

(選択2)沖縄/成田経由JALオーストラリア2回

GWと夏休みなど年2回の長期休暇がとれる方にお勧めします、ただし、正月休みで年越しでの利用は、2つの年で実績が分けられてしまうので下記のコースでは FLY ONポイントが足りませんご注意ください。またFLY ONポイントが一気に稼げる主な区間を表にしました。アレンジしてみてください。

東京‐シドニー(又はメルボルン)はプレミアアムエコノミー利用
沖縄への移動は、東京発は先得普通席以上、大阪は先得クラスJ以上(往復割引普通席でも可)、福岡は往復割引又はビジネス切符普通席以上の運賃
沖縄発の場合、東京行き先得普通席以上、大阪行き先得クラスJ以上(往復割引普通席でも可)、福岡行は往復割引普通席以上の、いずれかを２つ組み合わせて別途国内旅行が必要
オーストラリア以外の欧米長距離路線と代替できるが、 FLY ONポイントが足らなる分を国内旅行で補う必要あり。

(選択3)ワンワールドビジネスクラス世界一周

ワンワールドビジネスクラス世界一周切符で世界を回るコースです。 50,000FLY ONポイント達成するようにコースを組みます。ただし、JALグループ便で25,000FLY以上の条件もありますので、うまくコードシェア便でJALとして乗るなど工夫が必要です。コース設定のルールも少し複雑ですが、約80万から達成可能かつ世界一周ができるので長期休暇がとれるかたにはよさそうです。私も80万円ビジネスクラス世界一周を一度はやってみたいと考えています。