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IEでスマート工場実現へ

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時代は21世紀に入り、「スマート工場:つながる工場」が世間を騒がせるようになりました。人、設備、製品などをネットワークで有機的につながり、工場全体さらには社会全体の最適を目指す壮大な概念です。チャップリンが出演したモダンタイムス流でいうと個人が歯車として、社会という非常に大きな機械を動かしているイメージかもしれません。しかし私は積極的に、人々やロボットまでもがスクラムを組んで、社会までも動かしていく工場だととらえたいと思います。理想のスマート工場が実現すると生産性は飛躍的に向上すると考えられます。ドイツではインダストリー4.0(第四次産業革命)としてその具現化に国家ぐるみで力を入れています。

では、なにが「スマート工場」実現に重要でしょうか?世間では情報技術に目が行きがちですが、IEの基本中の基本、作業の標準化でしょう。作業の標準化ができていなければ、皆がバラバラになってしまい繋がることができません。

一方で情報技術の発達は、これまでベルトコンベア等で一連の組み立て作業くらいを繋げるのが精いっぱいだったものを、より広範囲で繋げていくことを可能としていくでしょう。私は「スマート工場」の実現が、次の時代を生き抜くメーカーの条件だと考えます。