スポンサーリンク

社外輸送手段~安く届ける

2019年7月25日

前前記事 物流サイズを決めよう

前記事 運搬活性指数をあげよう

客先など社外への国内陸上輸送を請負で依頼する手段をまとめてみました。多くのメーカーにとって輸送費はコストで大きな割合をしめています。安い輸送手段をうまく利用することで大きなコストダウンも可能になりますので、できるだけ最適な手段を選ぶように心がけましょう。

メール便

A4サイズ1kg以下で1個80円程度から。

輸送日数が数日程度かかるものの、小物なら最も安く届けることができる手段。法人ならクロネコヤマトや佐川などが扱っています。信書(請求書など)は不可なので郵便で送りましょう。かつては個人でも送れたのですが信書を間違って送る人が続出したそうで、取り扱いをやめられてしましました。もし信書を送ってしまうと法律により罰せられるので注意が必要です。

宅配便・宅急便

メール便を超えて、重さが25~30Kg未満なら、宅配便・宅急便がもっとも安く送れる手段でしょう。定価は各社似たような値段ですが、定期的に一定量以上の発送がある場合は、個別に安く契約ができる可能性がありますのでネゴしてみましょう。

50㎏程度の宅配便

かつては多くの会社が数十㎏程度まで、宅配便よりは若干割高ですが安く運送を請け負っていました。しかし、今はほとんどありません。30Kgを超えると法律上女性が扱えないですし、男性も腰を壊すリスクなどもあるのでやむをえないのでしょう。しかしネットをみたところ佐川急便が一人で運べることを条件に、飛脚ラージサイズ宅配便をまだやっているようです。安く運べるかもしれません。

混載便(パレットサイズ)

およそパレットで運べるサイズなら、混載便で送ることができます。通常は直送便をしたてるよりは安く運べます。ただし車上渡しが基本ですので、送り元や送り先でフォークリフトの準備が必要です。料金は、宅配便のように地域単位での価格設定をしているところもありますが、基本料金+中継料などのややこしい料金体系をとっているところもあります。中継料とは自社の配達網がないので他社に依頼する場合に発生する料金で、これがかさむとかなり割高になります。少なくとも、よく発送する先は、あらかじめいくらで輸送することができるか見積もりを取っておくことが重要です。かなり料金が違うことがあります。見た目の基本料にだまされないように注意してください。

直送便

混載便に乗らないサイズは直送便になります。複数個所にとどけることも出来ますので、許す限り混載をして積載率をあげると安くあげられます。

次記事 物流用語のはなし