生産性向上や改善に役立つ知識をまとめました
本ブログでは工場の生産性向上や改善活動に運営管理に役立つ知識(経営工学・IE・生産管理・ICT等)を管理者や職場リーダー向けに技術士(経営工学部門)がわかりやすく発信します。工場ではもちろんですが、事務職の働き方改革にも通じる部分がありますので応用していただけたら嬉しいです。
皆さん、一生懸命頑張っているのに、なかなか生産性があがらない。よそではなぜそんなに安くできているのかわからない!って思うことありませんか?それは安い賃金で頑張っているから・・・でしょうか?確かに海外の発展途上国では、安い賃金を武器に成長してきました。しかし、経済成長とともに賃金も上昇してきています。ライバルは商売が上手なのかもしれません。でも商売が上手な方は、商売の足を引っ張る生産性の悪い工場をパートナーとしては選びたくないでしょう。すなわち生産性をあげなければ、ライバルに負けますしパートナーにも見捨てられるのです。「生産性をあげるために、日々ひたすら頑張っているよ!!」って思う方も多いと思います。でもひたすら頑張っているだけでは生き残れません。
科学的に合理的に物事をとらえて、生産性向上や改善活動に真面目に継続的に取り組むことが重要です。それは、経営工学、IE(生産工学)など様々に呼ばれています。でも専門書を読んでみてもわからない人が大半ではないでしょうか?私も経営工学やIE(生産工学)に初めて触れたのは20年以上前の学生時代です。当時の印象は、やたらに細かいことを気にしてるけど、なにこれ?!でした。でも20年以上メーカーに勤めて徐々にですが、本当の意味することが理解できてきた気がします。
経営工学やIE(生産工学 )などは一応学問ですので、多くの課題に対して突き詰めようと繊細な分析や研究がなされています。この分野の知識や経験が少ない状態でいきなりハイレベルな話を読んでも、なかなかピンとこないです。少なくとも私はそうでした。学問を究める方は別ですが、ものづくりに知識を生かすのが主目的でしたら、基本となる知識を幅広く習得し活用した方が有意義かと考えます。
そこで、ここではメーカー勤務の方や工場を運営されている方がちょっと心がけることで役に立つ知識を中心にまとめたいと思います。書いている内容は出来ている方には当たり前と思えることばかりになるかと思います。一方専門分野に繋がるキーワードも邪魔にならない程度に書いていこうと思いますので、道を極めたいと方と思う方に活用していただけたら嬉しいです。 技術士(経営工学部門) は年間5~60名しか合格者がいないマイナー部門ですので、同士が少なくて寂しく感じています。
同じ専門の方へ
私はこれまでメーカーで主に一品受注生産や多品種少量生産における生産管理や生産技術の技術者をやってきましたが、ここ数年改善活動の指導もすることになりました。職場の生産活動を中心にして、設計・購買・物流・アフターサービス・事業経営・心理学・社会学などを、うまく繋げてわかりやすく解説し指導することに苦慮していました。教材として量産系以外を中心とした一般向けのわかりやすいテキストが欲しかったのですがあまりありません。仕方がないので休みの日とかに思いついたことをメモして作っていたのですが、せっかくなので一般的なことはWEBに公開してみようと思い、こちらを立ち上げることにしました。共感できるところがありましたら、参考にしていただけたら幸いです。(でも無許可でのまるまるコピペはご容赦ください。)
tu より
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